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投稿者:katsuo000+

[自己紹介]
  過去にkatsuo000でレビューしておりました。あの頃よりもさらに用具を試打して、より具体的にレビューできるようになれたと思います。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
  3月に引き続き4月もレビュワーノミネートに加え、優秀レビュワーに選んでいただきました!投票していただいた方々、本当にどうもありがとうございました!感謝感激になります。これからも投稿したいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます!

  卓球歴20年以上
  右シェイク両ハンドドライブ型
  会社の卓球部と時間が許せば地域の市民体育館や卓球場などで、約週1回程度卓球をしております。
  運良く一昨年前に全日本実業団選手権出場。今年も挑戦予定です。
  メインブレード:張継科ALC、林高遠ALC
  フォアF: ディグニクス05
  バックB: ロゼナ

  サブブレード:レボルディアCNF、張継科ZLC、ティモボルスピリット、ストラディバリウス、トルネードキングスピード、水谷隼ZLC、水谷隼SZLC、ウルティメイトカーボン、ヴィルトーソ+、エキスパートカーボン、フォルティウスFT ver. D、和の極み -煉-、インナーフォースレイヤーZLF、サーディウス、インフィニティVPS V、SWAT、SWATパワー

  サブラバー:省チーム用キョウヒョウNEO3ブルースポンジ40°、39°、アポロ5 40°、38°、アレスブルースポンジ48、木星IIブルースポンジ、ディグニクス80、ディグニクス64、ディグニクス09C、テナジー05ハード、テナジー05、テナジー05FX、Q3、Q4、Q5、Fastarc G-1、Nittaku製キョウヒョウPro3ターボオレンジ、ターボブルー、ラクザX、ラクザ7、ライガンスピン、V>15 Extra、スーパーヴェンタス、エボリューションMX-P、MX-P 50°、クァンタムXプロ、ラザンターR53、R48、R50、R47、V47、R42、ブルーファイヤM1ターボ、ブルーファイヤJP01ターボ、ブルーストームZ1ターボ、ライザープロ50、ライザープロ45、ダイナライズAGR、オメガ7ツアー、オメガ7ハイパー、オメガ7プロ、オメガ5ツアーDF、ヴェガX、ヴェガツアー

  趣味でレビューブログも運営中。是非ご覧ください。
  https://katsuo000.com/

[レビューする商品名]
  Rasanter R48(ラザンターR48)
  ・UMテンション裏ソフトラバー(テンゾーバイオスUM)
  ・スポンジ厚さ:ULTRAMAX
  ・スピン:124
  ・スピード:119
  ・コントロール:89
  ・スポンジ硬度:48
   今回は、ドイツメーカーの中でも、回転性能が高くかつコスパも良いと感じるandroさんの最高峰ラバー、ラザンターR48、(以下ラザンターR48はR48で、また他のラザンターシリーズはRまたはVと硬度で表記させていただきます。)になります。
   androさんの2021年パンフレットよりラバーの説明を引用させていただきました↓。

  **********
  「回転力と加速力の進化」
  「エナジー・セル搭載のスーパーモンスターギア」
  ラザンターR53に次ぐエナジー・セル搭載の高性能ラバー。スポンジ硬度が48度になったことで、あらゆる技術に対して抜群の安定感を発揮する。また、しっかりとしたグリップ力と超加速力が生み出す強力なパワードライブで打ち合いにも負けない。高い安定感と無限大の爆発力を武器に限界のその先へ。
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[使用環境]
  赤UMでカット前70 g、のりすけさんで張継科ZLCに貼ってカット後48 g
  反対側は、ディグニクス05黒特厚
  Nittaku製サイドバランサーを先端に2本、Butterfly製6mmのサイドテープを使用し、総重量187 g、フォアバック両方で試しました。

[はじめに]
  R48の3つの特徴
  1. 球持ち&打球感はテナジー80、回転量は05以上!
  2. バックでもめちゃめちゃ扱いやすい!フォアでも十分満足するバランス型!
  3. 球離れが速く、R53よりスピードを求めるならR48!

  R48は、ドイツの卓球メーカーで常にスタイリッシュで異色の存在感を放つandro(アンドロ)さんのラバーになります。アンドロは近年明らかに日本でも存在感が際立ってきています。その要因として2017年卓球ワールドカップで水谷隼選手に勝利したり、2019年世界選手権で中国のXu Xin選手(許?選手、中国)に勝利しているSimon Gauzy選手(シモン ゴーズィ選手、フランス)や、2019年全日本選手権にランカー入りした濱川明史選手の使用用具がandroであるという事実が大きいでしょう。

  ラザンターシリーズは、回転系のRとスピード系のVでスポンジ硬度が細かく選べるシリーズのようなネイミングとなっていますが、実際に試打するとそれぞれシートの粒形状が異なります。スポンジ硬度を変えるともに、シートの粒形状も変更していて打球感や性能、やりやすい技術は異なってくるラバーになります。katsuo000+はR53、R48、R50、R47、V47、R42を試打しております。ここでコメントさせていただくことは、R53、R48、R50のシートの粒形状はやや細めで少し球離れが速いと感じる粒形状でした。ディグニクス05やテナジー05と比較するとR48は少し球持ちを感じにくいシートの粒形状で、テナジー80やディグニクス80に近い粒形状になると思います。一方で、シートは柔らかく、スポンジも食い込みがかなり良いので、ラバー全体で食い込ませると球持ちを感じるラバーだと思います。
  2017年に販売開始した当初は、R50、R47、R42、R37、V47、V42の6種類でした。さらに2019年10月にEnergy Cell(エナジーセル)技術搭載のR53、2020年5月に同じくエナジーセル技術搭載のR48を新発売しました。そして今年5月末にはR45が新発売になりますね。現在androさんのフラグシップ的ラバーがエナジー・セル搭載のR53、R48、R45になると思います。

  実は公表のスピード性能値はV47が最も高い値になっています。近年の流行は硬いプラボール化に伴う回転性能低下を補う高いスピン性能のラバーです。従って、スピード性能よりもスピン性能の高いラバーが赤のラザンターR48、およびR45とR53の特徴です。実際、R53でも感じましたが、R53は非常にドライブがうねってR53らしい癖球的なドライブが打てるラバーですが、弧線を強く描くので、スピードは確かに直線的で球離れも速いV47の方が速いと思います。R48はR53を使いやすくしたラバーということで、使いやすいのにスピン性能はR50よりも上であるのは非常に良いですね。実際に回転がどの程度かかるのか期待しながら試打させていただきました。

  このR48は濱川明史選手の使用用具であり、非常に人気のあるラバーだと思います。また知り合いの全日本選手権出場経験があり、後輩の方がTリーグで活躍している卓球クラブコーチの方は、androさんと契約しているのもありますが、バックにこのR48を使用されていました。ちなみにR48が発売される前はR42を使用されていました。そのコーチの方いわく、バックに使用できるくらい扱いやすいとのことです。

  R48はとにかく扱いやすいラバーでした!katsuo000+の感覚的にはR42まではいかないものの45°くらいのスポンジに感じました。良い意味でコントロールが良いのに、高い回転性能と威力のあるラバーでした。

[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
  1. 球持ち&打球感はテナジー80、回転量は05以上!
  打球感はどちらかというと、グリップ力の強い05系の太め粒形状ではなく、どちらかというと80のように球離れが若干速い粒形状のラバーでした。少し球持ちを感じにくいラバーであるのに、その回転性能に驚きました!非常に高い回転性能でした!イメージで申し上げると、R42の扱いやすさで回転性能はテナジー05級でした!かなり高い回転性能だと思います!これは凄いですね!テナジーを使う理由は正直ないかもしれません。扱いやすいテナジーのようなラバーにロゼナがありますが、価格は高くなりますが、ロゼナよりも明らかに回転性能は高いと思います。

  2. バックでもめちゃめちゃ扱いやすい!フォアでも満足するバランス型!
  扱いやすいので、バックでも十分使えます。無理な体制でも全然バックドライブが打てました。回転性能も高いので勝手に安定して相手のコートに入りました。非常に好感触でした。またフォアで使ってもサーブの回転量やドライブの回転量に不満は感じませんでした。扱いやすいのに回転性能が高いということは、ある意味チートです。近年のラバーは扱いやすいけど、ボールが軽くなるとか回転が弱くなるということがありましたが、R48は良い意味で矛盾した性能を有していると思います!

  3. 球離れが速く、R53よりスピードを求めるならR48!
  どちらかと言えば、テナジー80に近いシートの粒形状でしたので球離れは結構速くその分スピードのあるボールが打ちやすかったです!軽量で爽快に弾きやすいのだと思います。R53は食い込みが良い分、ややマッドな打球感で爽快に弾くことが難しいと思います。R53のスピード性能や弾く技術に不満を感じるならR48がオススメになりますね。非常に気持ちの良い高い音でスピード系のドライブが打ちやすかったです。

  ・フォア系技術
  軽打:
   柔らかさを感じました。正直柔らかすぎるとも感じました。
  ロングボールやラリーでのドライブ:
   ボールの軌道はR53に近いものを感じましたが、ボールのうねりはなくなり非常に綺麗なボールが出やすいと感じました。
  面を開いたドライブ:
   打ちやすかったです。これはR53でも感じました。より食い込が良いので、面を開いてぶつけるように打っても球持ちを感じやすかったです。
  対下回転に対するループドライブ:
   少し球持ちを感じづらいので質を高くループドライブすることは少しやりにくいと感じました。
  対下回転に対するスピードドライブ:
   非常に打ちやすかったです。中級者やオープン戦ならチートかもしれませんね。
  カーブ/シュートドライブ:
   R53でもカーブドライブが良かったですが、R48も少し横回転を入れた方が味が出ると感じました。しかしながらR53と比べると癖球ドライブというよりは、綺麗なボール、例えるならまさにテナジーのようなドライブになりやすいと感じました。

  ・バック系技術
  軽打:
   やりやすかったです。
  ロングボールやラリーでのドライブ:
   食い込ませてもチョリる感じでもやりやすかったです。
  対下回転に対するスピードドライブ:
   打ちやすかったです。いい音で打てました。

[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
  ・フォア系技術
  ブロック:
   少し回転の影響を受けやすいと感じました。スマッシュ系のブロックはやりやすかったです。
  カウンタードライブ:
   打球点が早すぎると難しくなるので、少し待って頂点前後で打球し、回転を上書きする方がカウンタードライブは安定しました。
  ストップ:
   V47と比べるとおさまりやすかったですが、切るのは難しかったです。
  ツッツキ:
   ストップと同じく、食い込みが良すぎて切ることが難しいと感じました。

  ・バック系技術
  カウンタードライブ:
   回転の影響を受けやすいと感じました。

[サーブ・レシーブ・台上技術]
  サービス:
   R48は少し食い込みが良いので、しっかり切るのであればラバーにしっかり食い込ませて回転をかけた方が回転がかかると思います。サーブの回転量はやはりR53にはかなわないと思います。

  チキータ:
   ボールが弧線を描きやすいのでとてもやりやすかったです。UMだと少しオーバーミスしやすいのでそこだけ気をつけた方がいいかもしれません。

[おすすめな方]
  非常に扱いやすくてスピン性能の高いラバーです。用具に迷ったのであれば、R48をオススメして良いと考えます。中級者のフォアにもバックにもオススメできるラバーでチート感があると思います。上述でも少し触れましたが、テナジーの廉価ラバーを探すと、ロゼナやエボリューションMX-P、ラクザXなどが挙げられると思いますが、それらと十分に並ぶことのできるラバーがR48です。特筆すべきはテナジーに見合うかそれ以上の高い回転性能を示す点で、この高い回転性能は廉価版テナジーの中では頭2つか3つ上に出ている高い性能だと思います。その分、テナジー05からの移行だと少し打球感が変わるのでその点だけ注意が必要だと思います。ラバーの見直しを検討しているのであれば、是非R48を候補に入れてよいラバーでしょう!

[まとめ]
  ポストテナジーラバーとして、トップ3に確実にくい込んでくるラバーR48をレビューしました。R48の3つの特徴は
  1. 球持ち&打球感はテナジー80、回転量は05以上!
  2. バックでもめちゃめちゃ扱いやすい!フォアでも十分満足するバランス型!
  3. 球離れが速く、R53よりスピードを求めるならR48!
  になります。

  R48は世界中のラバーメーカーのポストテナジー競争において、本物のテナジー05を追い抜くかもしれない非常に高性能なラバーです。扱いやすく、フォアにもバックにも十分にオススメできる良い商品だと思います。個性的な緑色スポンジは様々な意見があると思いますが、一度手にしてみると、卓球を長年経験している人であれば非常に好印象を受けるでしょう。
  実際のところ、周りの卓球仲間に良いラバーを問われると、とりあえずR48を挙げます。もちろんkatsuo000+ごときはandroさんから何か契約なり、お金をいただいているということは一切ありません。本当に素直に良いと思うこととどのような選手にもあう可能性を感じさせるカバーできる範囲の広いラバーでした。騙されたと思って手に取って損はさせないと思います。

[補足]
  あくまでも個人的な感覚になります。

  回転量
  ディグニクス05 > テナジー05ハード > ラザンターR53 > ラザンターR48 ≧ テナジー05

  スピード
  ディグニクス05 > ラザンターR48 > ラザンターR53 > テナジー05 > テナジー05ハード

  食い込ませたときの弧線の出しやすさ(ボールの沈み込みやすさ)
  ラザンターR53 ≧ ラザンターR48 > テナジー05 > ディグニクス05

[その他(DVDのレビューはこの欄にお書きください)]
  下記レビューサイトにも掲載してますのでご参考いただけたら幸いです。是非ご覧ください。
  https://katsuo000.com/
  https://katsuo000.com/review_rasanter_r48/