DNA-Dragon_Grip-595x618













投稿者:ゲンマ

[自己紹介]
  レビューを書くのがだいぶ久しぶりになりました。なかなか練習する機会が無く、遠ざかっていました。ちょっと紹介できる程度になりましたので、軽めに再開していきます。実力としては県大会で3回戦程度、中学生の県3位くらいには勝てるレベルとお考え下さい。指導もしています。

[レビューする商品名]
  DNAドラゴングリップ 55【STIGA】

[使用環境]
  ビスカリアにMAXを使用しました。反対側はディグニクス09Cになります。

[はじめに]
  ラケットが82gでラバーを貼った状態だと184gでした。極端に重い感じはしません。粘着力はそこまで強くありませんね。

[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
  (1)対上回転ドライブ
   微粘着なので純粋なテンションよりは当然弾みません。シートで引っ掛ける打ち方よりぶつけるような打ち方の方が良いボールが出るイメージです。ラクザZと比べると、ドラゴングリップの方がしっかり振った方が良いような気がしました。ラクザZの方が軽打が楽な印象です。スピード自体は09Cの方がありますし、回転力も09Cの方があると思いますが、食い込ませやすさと弧線の高さがドラゴングリップの特徴なのかなと思います。ちょっと下がったところからでも引き合いをテンション系のラバーを使っている人と充分にできたので、弧線が高くしっかり飛んでくれているのだと思います。ただ、下がってどんどん攻めるラバーというよりは、前で伸ばしながらピッチよくカウンター気味に押し込む方が合っているように感じました。ということで、対上回転ドライブではそこまで衝撃的な感触はあまりありませんでした。
  (2)対下回転ドライブ
   微粘着ということもあり、弧線高めのドライブを打つことができました。対下回転に関しては安心感がありません。詰まってもちょっと上に振ればとりあえず入ってくれるような印象でした。回転量としては、粘着として見た時にそれほど驚異的な感じはしませんでした。ラクザZと同等という感じですかね。09Cの方がかかります。強打をした時は、スピードも乗っていいボールを打つことができました。つなぐボールと決めるボールの打ち方をしっかり分けた方が良い感じがしました。
  (3)ミート打ち
   硬めのラバーということもありますが、若干弾まないことも含めて、ちょっと弾くとナックル気味のボールが弾道低くいきます。相手は取りにくそうでした。

[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
  (1)ブロック
  弾みはテンションに比べて弱いので、ちょっと押していかないとネットミスをしそうになりました。慣れると上手くできますが、当てるだけだと浅くなるので注意がいるかと思います。
   (2)カウンター
    カウンターは楽でした。シートのグリップ力が強いので、軽く擦れば全く落ちずにカウンターできます。そこにちょっとぶつけるように力を入れれば強烈なボールになる感じです。ただ下がるよりは前でちょい返しを徹底するタイプに良いかなと思います。
  (3)ツッツキ・カット
   このラバーは抜群にツッツキがやりやすいです。切ったツッツキはもちろん、ハーフロング気味にコントロールしたり差し込むようなツッツキをしたりと、正直やりたい放題な感じがしました。他の微粘着系テンションラバーに比べると飛ぶかと思ったのですが、そうでもないですね。ラクザZの方がちょっと不用意に浮くような感じがしました。
   カットは充分コントロールできる、という感じです。

[サーブ・レシーブ・台上技術]
  (1)サーブ
   微粘着なので、それなりにかかります。ただ、純粋な粘着や強粘着テンションにくらべると劣ります。個人的にはラクザZと同等くらいですね。09Cの方がかかります。
   (2)レシーブ・台上技術
   ツッツキでも述べたように台上技術全般しやすいです。チキータに関してはしっかり振れないいけないですね。引っ掛かって上にはいってくれるのですが、いまいちコントロールが難しかったです。

[おすすめな方]
   私はフォアよりバックに使ってほしいですね。バックで打点よくどんどんかけて押し込んでいくスタイルに向いていると感じました。フォアだともっと良いラバーがたくさんあるように感じます。バック面に限るのであれば女子でも充分使えると思います。ラケットは素材が入っている方が良いと思います。ラバーが弧線を描くのと、スピードが若干遅いので、その分ラケットで補いたいという感じですね。ラクザZを使っていてる人なんかはかなり近い性能かなと思います。

[まとめ]
  反対側に貼っていたのが09Cということもあり、そのラバーとの比較だったので、ドラゴングリップの性能を正確に捉えることができたのかどうかと言われると、若干怪しいと思います。しかし、09Cに比べると物足りないというのは事実です。そのラバーと争うラバーではないということでしょう。ラクザZやゴールデンタンゴなどの粘着テンションとの争いだと思います。その中で、やはり回転重視のスタイルに合うのだと思います。私はちょっと離れたところからバランスよく攻めるタイプなので、このラバーの良さを生かすことができませんでした。前でカウンターが得意な人が使えたら良さを引き出せるのではないかと思います。