
投稿者:katsuo000+
[自己紹介]
2022年上半期1回目も優秀レビュワーに選んでいただきました。katsuo000+のレビューへ投票していただいた皆さん、どうもありがとうございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。m (_ _) m
ハンドルネーム:katsuo000+
卓球歴20年以上
右シェイク両ハンドドライブ型
運良く1度だけ全日本実業団選手権出場。
レイティングのポイント:1820(2021年)
会社の卓球部と時間が許せば地域の市民体育館や卓球場などで、約週1回程度卓球をしております。2022年上期は、最近流行のスピン系テンションラバーを中心に書かせていただきます。
メインブレード:Hurricane Long V(キョウヒョウ龍5)
フォアF: オメガVIIチャイナ影
バックB: ディグニクス05
サブブレード:レボルディアCNF、林高遠ALC、張継科ALC、張継科ZLC、ティモボルスピリット、ストラディバリウス、トルネードキングスピード、トルネードキングパワー、水谷隼ZLC、水谷隼SZLC、ウルティメイトカーボン、ヴィルトーソ+、エキスパートカーボン、フォルティウスFT ver. D、970XX-KLC、キョウヒョウ301、ヴィルトーソAC、リーンフォースAC、アルネイドインナー、インナーフォースレイヤーZLF、サーディウス、インフィニティVPS V、SK7、SWAT、和の極み -煉-、SWATパワー、馬琳エキストラスペシャル、TRiAD、PRO-13S、金星
サブラバー:省チーム用キョウヒョウNEO3ブルースポンジ40°、39°、普狂NEO3、普狂NEO2、ディグニクス80、ディグニクス64、ディグニクス09C、テナジー05ハード、テナジー05、テナジー05FX、テナジー80、テナジー80FX、ロゼナ、Q3、Q4、Q5、GF Pro、ファスタークG-1、キョウヒョウプロ3ターボオレンジ、ターボブルー、ズィーガーPK50、ラクザZエキストラハード、ラクザZ、ラクザX、ラクザ7、ライガンスピン、トリプルダブルエキストラ、V>15 Extra、ヴェンタスエキストラ、ハイブリッドK3、ハイブリッドK1J、エボリューションMX-D、MX-S、MX-P、MX-P 50°、EL-S、クァンタムXプロ、5Q VIP、ラザンターR53、R48、R45、R50、R47、R42、V47、ブルーグリップC1、ブルーファイヤM1ターボ、ブルーファイヤJP01ターボ、ブルーストームZ1ターボ、ダイナライズZGR、ダイナライズZGR、ダイナライズAGR、ライゼンZGR、ライザープロ50、ライザープロ45、ゴールデンタンゴ、DNAプラチナXH、DNAドラゴングリップ、DNAプロハード、オメガVIIツアー、オメガVIIハイパー、オメガVIIプロ、オメガVツアーDF、ヴェガX、ヴェガツアー、ターゲットプロXD52.5、47.5、GT-X51、GT-H47、ネクサスELプロ53ハード、ネクサスXTプロ51、コーデックスPro54、アポロ5 40°、38°、金星ブルー、月ブルー、木星IIブルースポンジ、アレスブルースポンジ48°、メイスプロブルースポンジ
卓球ブログも運営中です。是非ご覧ください。
https://katsuo000.com/
[レビューする商品名]
エボリューションMX-D
(Evolution MX-D、2.1 mm、赤)
TIBHAR(ティバー)
・ハイテンション裏ラバー
・スポンジ厚さ: 2.1 mm
公表性能値
・スピン: 125
・スピード: 135
・スポンジ硬度: 51.5°
今回は、ティバーのエボリューションMX-Dになります。ティバーさんのホームページよりラバーの説明を引用させていただきました↓。
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【MX-PとMX-Sの融合】
世界で絶大な人気を誇るエボリューションの新作がいよいよ登場。威力と安定感を兼ね備えたMX-Pの使いやすさをそのままに、MX-Sの回転力が融合。トッププロも絶賛の超ハイブリッドラバーが2021年春にデビューです。
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[使用環境]
赤2.1 mmでカット前76 g、のりすけさん(業務用)でVirtuoso AC(ヴィルトーソAC、ブレード面積158 × 150 mm)に貼ってカット後53 gでした。
反対面にはディグニクス05、特厚を貼りました。
ティバーさんの2021年注目の商品、MX-Dをレビューさせていただきます。ティバーといえば、ついに引退を発表したベラルーシの巨人ブラディミル サムソノフ選手が契約するドイツメーカーになります!あと最近では、元オランダ代表、キング水谷隼選手のプライベートコーチも経験、そしてYou Tubeでティバーを売り込んで存在感が増しているG.C. フォースターさんや、ルーマニアの美人選手スッチ選手が有名でしょうか。東京オリンピックで張本智和選手をフルセットで粘り勝って存在感を際立たせたスロベニアのヨルジッチ選手もティバーの契約選手です!ヨルジッチ選手は卓球の動画配信サービスやアプリを運営するシェークハンズで度々登場していました。元青森山田のコーチの板垣孝司さんの指導を受けながら強烈なバックハンドで度々登場していたのが印象的です。
そんなティバーさんのラバー、MX-Dになります。ティバーさんのラバーの特徴を表現させていただくなら、コスパが良くて球持ちも良くて打球感と打球音が非常に気持ちのいいラバー、になります。回転性能がやや低いという印象はありつつ、全体的に打球感が良くて硬度の割にボールコントロールがしやすく、卓球が楽しくなるようなラバーが多いイメージですね。ハイエンドラバーとしてサムソノフ選手を中心に使用されているのが、エボリューションシリーズになります。エボリューションシリーズは硬度が3種類、シートが2種類と、MX-Pのみさらに硬い50°の、計7種類のラバーが販売されていました。硬度の種類3種とは、MX(マキシマム=約47.5°)、EL(エラスティック=約43°)、FX(フレキシブル=約40°)になります。そしてシートの種類2種とは、P(パワー)とS(スピン、微々粘着シート)になります。そして8種類目のラバーとして登場したのが、今回レビューするMX-D(=マキシマムダイナミック)になります。
今回のMX-Dは最新ハイエンドラバーということで、今までのエボリューションシリーズの6,000円+税よりも500円高い、6,500円+税という値段になります。かなりの自信作ということと、近年テナジーを超えるようなポストテナジーラバー(ラザンターR53やターゲットプロXD52.5、DNAプラチナXH)など)が次々と発売されているので、やはりMX-Dにもかなりの期待を感じて試打しました。
初期のポストテナジーラバーとして挙げるとしたら、例えばファスタークG-1やラクザX、MX-Pなどだと思います。MX-Pは特にテナジー05に打球感が似ているために人気ラバーであったと思います。G-1と比べるとシートは薄めのようで、打球感は似ている分やや回転性能に劣る印象でした。今回レビューするMX-Dは、エボリューションシリーズの中で、最も硬度の硬いラバーになります。卓球の用具スペシャリスト、ゆうさんも「Dがいい!」と絶賛するのがこのMX-Dになります!ドイツ基準で51.5°の硬いスポンジを搭載したラバーではありますが、激推しするということは、テナジーのように硬度の割にくい込みが良くて扱いやすいラバーだと想像できますね。
[はじめに]
MX-Dの3つの特徴
(1) 打球音が高く、球離れが速い!そして疾走感が強い!
(2) 51.5°を感じさせない、くい込みの良さ!
(3) シートが厚く、回転性能もかなり高い!
1つ1つ説明させていただきます。
(1) 打球音が高く、球離れが速い!そして疾走感が強い!
卓球ショップ据え付けの狭い場所での試打だったこともあってMX-Dのボールはかなり疾走感を感じました。まるでアウターカーボンで打っているようなスピード感で気持ちよかったです。打球音が非常に高いので、使っていて楽しいというのもありました!弧線は低めで、スピード感がありながら、しっかり沈んでいたので直線的ですが思ったより安定すると思います。また球離れの速さを感じましたね。くい込みが良いのですが、かなり球離れが速いと感じました。これはシートの強さ(厚さ)と粒形状によるものだと思います。打球感がとにかくいいので、楽しい(あまり細かい角度やスイングを意識しなくても、ラバーが修正してくれる)中にしっかり回転性能が高まっていて良かったです。このあたりがティバーさんのラバーらしいと感じました。
打球感について、少し長く考察レビューさせていただきます。MX-Dはくい込みが良いですが、かなり球離れが速いと感じました。これはおそらくはトップシートが厚く、粒細めの形状になっているのではないかと思います。そしてこの辺りはかなり好みがわかれる部分だと思います。MX-Dのトップシートは、MX-SやファスタークG-1、ディグシリーズのように厚いあるいは硬いシートをもちいていて、回転性能が高く、かつ相手のドライブに対しても負けにくくて高いカウンタードライブの安定感が得られるラバーだといえるでしょう。一方で粒形状だけでいうと要はバタフライのテナジーでいうところの、テナジー05よりもテナジー80や64に近く、くい込みの良さと弧線の低さ、スピードを優先した形状となっていると想像します。
近年の最新ドイツ製スピンテンションラバーと比較します。その代表として最も早く販売されたアンドロのラザンターR53を挙げます。R53はテナジー05以上のスピン性能とスピード性能を有する性能の高いラバーだと思います。シートのくい込みが良くそれでいて球離れもまずまず速いため、粒形状はテナジー80に近いと感じましたが、MX-DはR53よりもくい込みにくく球離れが速いように感じました。これはR53よりもMX-Dの方がトップシートが厚いことによるのではないかと思います。R53はテナジーのように、シートがやや薄いにもかかわらず硬度のわりにくい込みの良いスポンジを採用することで、高い回転性能を付与している、テナジーによく似たラバーとなっています。MX-Dはディグニクスを意識してなのか、R53と比較すると強い(または厚い)シートを採用しつつ、スポンジはスポンジ硬度の割に非常にくい込みの良いラバーになっています。R53と比較すると回転性能はシートの強さとくい込みの良い最新スポンジで、引き出したラバーといえるでしょう。まとめると次のようになります。
シート
MX-D: ディグニクスっぽい。
R53: テナジーっぽい。
粒形状
MX-D: 80っぽい。
R53: 80っぽい。
ということです。MX-DもR53も近い硬度のラバーですが、試打してみるとそれぞれの特徴がありました。
(2) 51.5°を感じさせない、くい込みの良さ!
球離れの速さを感じつつ、くい込みは想像以上に良くて扱えないようなラバーではありませんでした。51.5°となると粘着ラバーなみの硬さのように思いますが、決してそういうラバーではなく、スポンジのくい込みの良い扱いやすいラバーだと思います。球離れが速いので、人によってはバック側でも使うという人が出てきそうだと感じました。
MX-PとMX-Sの融合と謳われているように、バタフライのラバーで例えると、テナジーとディグニクスの融合のようなラバーに仕上がっていると思います!スポンジはテナジーらしさが増しつつ、シート強度をあげているため、やや扱いにくいですが、その分カウンタードライブがやりやすく、しっかり使いこなせば今まで以上の回転も得られるラバーだと思います。使い込む事で扱いやすくなった、とするようなレビューも拝見します。おそらく、シートが厚く仕上げてあり、テナジー05、またはMX-Pとの差別化も狙っていると想像します。この硬いシートへ如何にくい込ませる感覚が習得できるか、で扱えるか否かが決まる印象ですね。粒形状は倒れやすい細めの粒とやや粒間隔も広いので、バタフライの粒形状でいうところの80や64よりでデザインされており、スピード性能を補っていると思われます。総じて、昨今ドイツ製の進化型テナジー系ラバーの中でも、しっかりとした差別化が図られているラバーといえるでしょう。前述のとおり、64ぽさのあるラバーではありますが、回転性能はテナジー05と同等であり、シートが強いのでカウンタードライブもしやすく、粘着ラバーの回転性能に対し、カウンター+スピードで対抗できるようなラバーだと思います。フランスのシモン・ゴーズィ選手がラザンターR53で大暴れしているように、例えば日本人キラーのような選手であるティバー契約の、イギリスのPaul Drinkcall(ドリンコール)選手(大島祐哉選手や最近だと及川瑞基選手に勝利)やスロベニアのヨルジッチ選手(張本智和選手に勝利)がMX-Dを使用して大暴れすることもありえるんじゃないかな、と想像しました。
(3) シートが厚く、回転性能もかなり高い!
MX-Pはややボールが軽いと言われることもありましたが、MX-Dはそんなことはなく、むしろ弧線を描きたいと思ったときにしっかり弧線を描いてくれました。またツッツキもやりやすくて切れていて、MX-Sの特徴であるツッツキのやりやすさと質の高さも継承されていると感じました。少なくとも今までスピン性能で不満を感じやすかったティバーさんのスピン系テンションラバーの中で、抜群の回転性能の高さを感じました!テナジー05に何ら劣らない回転性能を持つことは、2022年現在、最新ドイツ製のスピンテンションラバーでは当たり前のようになってきていると思います。
[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
フォア技術
ラリーでのドライブ
かなりスピードが出るのと、音がいいですね!気持ちが良いです。
対下回転に対するループドライブ
ディグニクス05と比較してしまうと、シートの強さもあってあまり回転量を感じらせませんでした。でも相手は回転量に驚いていたので回転性能は低くはないと思います。シートが硬く感じるので回転をかけたと感じにくい部分はあると思います。
対下回転に対するスピードドライブ
くい込みが良いのでスピードドライブは気持ちがいいですね!
スマッシュ
弾きやすいと感じました。ティバーのラバーは基本的にはミートがしやすくスピードも飛距離も出しやすいものが多い印象です。中陣からでも打ち勝てるラバーが多いと思います。
バックハンド技術
ラリーでのドライブ
球離れがやや早めですので、少し技術を要する気がしました。ただし、51.5°のわりには扱いやすくて驚きでしたね。ボールが速くて気持ちよく打つならMX-Dはありです!
対下回転に対するループドライブ
入りはするものの、やや回転量不足を感じました。これは技術不足もあると思います。シートが硬いのである程度のインパクトが必要だと思います。
対下回転に対するスピードドライブ
これはやりやすかったです。これは粒形状によるところだと思います。
[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
ブロック
思ったよりやりやすかったです。くい込むけど、重さと硬さでキャンセルしているイメージですね。
ツッツキ
ボールはグリップしつつ、飛ばせると感じました。少なくともラザンターV47のようにぶっ飛ぶ感じはあまりなかったと思います。思ったより全然ぶっ飛ばなく好感触でした。かなり攻撃的にツッツキができてよかったです。MX-Sと比べると劣るものの、MX-Pよりも明らかにツッツキが切れていて良かったです。
カウンタードライブ
MX-Dは明らかにカウンタードライブ性能がバツグンに高いと感じました。シートが負けにくいのでくい込ませすぎると弾みでオーバーミスしやすいですが、慣れると明らかにシートの硬さからカウンターしやすいと感じると思います。ブロックでも同じですが、シートが硬いので相手の回転性能にヤキモキすることは少ないと思います。この部分はテナよりもディグに似ていると感じました。
[サーブ・レシーブ・台上技術]
サービス
くい込みの良さを感じました。この当たりは好き嫌いが分かれそうだと思います。自分は柔らかすぎると感じました。くい込む分、ロングサーブは早くて好感触でした。
レシーブ
ツッツキがよく切れておさまりが良かったのが好印象でした。とりあえずツッツキから入ることができて、それでいてミートやカウンターもしやすいので、ブロッキングで試合を組み立てられると思います。
台上技術
ここまでスピード性能が高いラバーは台上は暴れるイメージですがそういったことはなかったです。ディグ64でも感じましたが昨今のテンションラバーはスピード性能オシのラバーでも台上は非常におさまりが良いです。トップ選手が使っているから、という理由で05系のラバーを使うよりも64系のラバーの方が一発の威力は出しやすいので、ジュニアや一般でも勝てるかもしれません。
[おすすめな方]
・MX-Pからさらなる進化したラバーを使用したい方。(MX-Pよりやや難しくなっていますが難なく移行できると思います。それでいて回転性能とカウンタードライブ性能が高まっている。)
・MX-S、ディグ05が難しいと感じる方。
・昨今のポストテナジー系のドイツ製ラバー(R53、DNAプラチナ、ターゲットプロXD52.5など)の中でもシートの硬いラバーを選びたい方。
・カウンター性能の高いラバーを求めている方。
上記のような人におすすめしたいと思います。ティバーのラバーの中でも、MX-S側によっているラバーですので、苦手と感じる人もいるかもしれません。
[まとめ]
MX-Dの3つの特徴
(1) 打球音が高く、球離れが速い!そして疾走感が強い!
(2) 51.5°を感じさせない、くい込みの良さ!
(3) シートが厚く、回転性能もかなり高い!
MX-Dは今までのティバーのラバーの中でも最新最高性能のラバーだと感じました。MX-Pやテナジー、最近のドイツ製スピンテンションラバーよりもディグを意識したラバーであり、高い回転性能、スピード性能、そしてカウンター性能を備えたラバーだと思います。シートは硬めなので、少し扱いにくさを感じると思いますが、そこになれれば非常に良いラバーになると思います。
[補足]
他ラバーとの比較(あくまでも個人の感想)
回転量
ディグ80 > MX-D > テナ05
スピード
ディグ64 > MX-D ≧ ディグ05
扱いやすさ
R48 > MX-D> R53
最新ポストテナジー系スピンテンションラバーの比較
回転量
ディグ05 > Q5 ≧ DNAプラチナXH ≧ R53 ≧ MX-D ≧ テナ05
スピード
MX-D ≧ ディグ05 ≧ R53 ≧ Q5 > DNAプラチナXH > テナ05
ティバーのカタログ値比較
MX-D:
スピン: 125
スピード: 135
コントロール: 80
MX-P 50:
スピン: 120
スピード: 128
コントロール: 75
MX-P:
スピン: 120
スピード: 125
コントロール: 80
MX-S:
スピン: 120
スピード: 125
コントロール: 80
ハイブリッドK3
スピン: 130
スピード: 118
コントロール: 100
デジタル硬度計でラバーの硬さを比較しました。
MX-D:
Shore c(シート側から測定): 42.3°
Shore c(スポンジ側から測定): 40.8°
MX-P:
Shore c(シート側から測定): 42.4°
Shore c(スポンジ側から測定): 38.7°
MX-S:
Shore c(シート側から測定): 44.7°
Shore c(スポンジ側から測定): 40.4°
MX-P 50°:
Shore c(シート側から測定): 45.8°
Shore c(スポンジ側から測定): 44.3°
MX-Dは51.5°のスポンジということですが、硬度比較するとMX-P 50°の方が硬いという結果になりました。明らかにMX-Dで採用されているスポンジのくい込みの良さを反映した結果だと思います。
ディグ80:
Shore c(シート側から測定): 48.6°
Shore c(スポンジ側から測定): 47.7°
テナ05:
Shore c(シート側から測定): 44.6°
Shore c(スポンジ側から測定): 43.3°
テナ19:
Shore c(シート側から測定): 41.6°
Shore c(スポンジ側から測定): 40.9°
MX-Dはディグよりも柔らかく、テナ19に近い硬さだということがわかると思います。
ファスタークG-1:
Shore c(シート側から測定): 43.3°
Shore c(スポンジ側から測定): 41.0°
V>15エキストラ:
Shore c(シート側から測定): 41.6°
Shore c(スポンジ側から測定): 40.8°
ラクザX:
Shore c(シート側から測定): 41.3°
Shore c(スポンジ側から測定): 39.3°
R53:
Shore c(シート側から測定): 47.0°
Shore c(スポンジ側から測定): 45.3°
R48:
Shore c(シート側から測定): 39.6°
Shore c(スポンジ側から測定): 36.0°
DNAプラチナXH:
Shore c(シート側から測定): 45.4°
Shore c(スポンジ側から測定): 44.6°
同程度の硬度であるR53やDNAプラチナXHと比較すると、実はMX-Dが最も柔らかいことがわかると思います。ただしシートは硬いのでくい込ませ方が異なるといえるでしょう。この当たりは好みが分かれると思います。
[その他(DVDのレビューはこの欄にお書きください)]
下記レビューサイトにも掲載してますのでご参考いただけたら幸いです。是非ご覧ください。
https://katsuo000.com/
https://katsuo000.com/review_evolution_mx_d/