
投稿者:よーこりん
[自己紹介]
中学生時代に卓球部、成人して再開して7年の主婦です。
異質は様々なものを2年くらい使ってました。
[レビューする商品名]
388-C1
[使用環境]
ラケット:クリッパーCR
フォア面:ヘキサーパワーグリップ
バック面:388-C1
[はじめに]
粒高で攻撃型でしたが、お気に入りの粒高ラバーが廃盤になり、代わりとなる粒高が見つからなかったので、変化表にチャレンジしてみました。
粒高との比較になってしまいますが、よろしくお願いいたします。
[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
【ドライブ】
バック面に使用ですが、ドライブはシートが硬くて一見滑りそうですが、引っ掛かりがあるので、下回転は軽く持ち上げることが出来ました。
その反面、回転はあまりかからないので、受ける側もブロックしやすそうでした。
しかし、面を被せてしまうと落ちてしまいネットを超えないことが多く、面をしっかり立てることがコツかと思います。
横に引っばりすぎてもサイドにオーバーミスしてしまうので、手首を捻る系のドライブよりも、前腕を使って擦り上げる打ち方に適していると思います。
【ミート打ち】
結論から言うと、えぐいナックルが出ます。受けてはブロックをボテボテ落としてくれます。
だからといって、楽に点が取れるというわけではなく、異質にしは、直線的で飛距離が出るので、フラットに当てるとオーバーミスが多くなります。
若干掛け気味のミートの方が収まりが良かったです。
しかし面を被せすぎるとネットミスするので、面の作り方が繊細で、テイクバックを少なくコンパクトに弾く技術が必要だと思います。
[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
【ブロック】
ラケットを少し上に振らないと、ネットミスしてしまいます。
サイドにズレても当てれば返る感じはありますが、粒高のような横に逃がすブロックは難しかったです。
ただ軌道が低くスピードもそこそこあってナックルなので、受け手はドライブの連打などはしにくそうでした。
【ツッツキ】
ツッツキは裏ラバーのようなスイングで、裏ラバーのような軌道の球が出ますが、切れないので、ナックルにしかなりませんでした。
初見殺しには良かったですが、受け手がナックルしか来ないと思えば、対策されてしまいます。
ただ長短はつけやすかったので、浅いツッツキと深いツッツキが使い分けられれば、揺さぶることは出来ました。
[サーブ・レシーブ・台上技術]
【レシーブ】
粒高からの移行では、最初はレシーブが難しかったです。
粒高ならぽわんと返せるようなサーブも、レシーブした時落ちてしまうので、面をしっかり作りつつ、少しインパクトを加えないと難しかったです。
あと、深いサーブは取りづらかったです。狙われた時キツかったです。
【フリック】
手首を使って、上に擦り上げるイメージで払えば差程難しくはなかったですが、面が寝すぎてしまうとやはりネットミスをしてしまいました。
[おすすめな方]
異質で攻撃的なプレイをしたい方には、最も向いているのではないかと思えるくらい、えぐいナックル攻撃が出来ます。
対戦相手が異質になれていない初級者には、合っていると思います。
中級者だと逆に、ナックル対策されてしまいますので、あまり向いていないと思います。
自分で戦略を練って試合運びが出来る上級者なら、また別の可能性があると思いますが、388-C1を使っている上級者が周囲にいないので、判断しかねます。
[まとめ]
私は異質で攻撃的なプレイがしたかったので、戦型には合っていましたが、楽に勝ちたいのなら、粒高の方が勝てると思います。
先手を取っていける異質プレイヤーには、一度お試し頂きたいラバーでした。