
投稿者:フォルテ
[自己紹介]
全日本実業団出場
[レビューする商品名]
388C-1の1.8mです
[使用環境]
R:スワット
F:ヴェンタスエキストラ
B:388C-1
[はじめに]
今回も教え子のラバー変更シリーズです。
1人は裏裏ドライブマン←ライガンの子
もう1人はバックに表を貼っていてもっと変化をつけたいとの事から変化系ラバーに変更してみました。
普通の表と変化系表の特徴の違いなどを確認しながら試打していきたいと思います。
ちなみにこの子も卓球を始めてまだ1年経ちませんが地区でベスト8まで勝てるようになりました。
[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
☆ドライブ
表でもドライブは打てます。
しかし、普通の表ではなく変化系表なので回転で押していくドライブは厳しいです。
ドライブするなら相手のドライブの回転量を利用してやるのがおすすめです。
私がドライブをかけて軽くドライブで返球してもらいましたがその都度返ってくるボールの変化や質がバラバラでこちらが同じ回転量で打っても全く質の違うボールが返ってきました。
相手も意図的に変化を変えてる訳ではなく同じ感覚でドライブを打ったらしいが受けての私からすると跳ねたり、沈んだりとさまざまなボールが返ってきました。
自分から3球目攻撃するのは難しいけど相手に先に攻められた時にドライブするのは簡単だと言っていました。
☆スマッシュ
遅いですが下ナックルで飛んできます。
人は咄嗟にラケットを出してしまうので大体の人が落とすでしょう。
その子が言うには上回転をスマッシュするのも下回転をスマッシュするのもやりやすく落ちるイメージはないとのこと。
ここまでで私が相手をしていた感想ですが普通は表で打ちやすいラバーは相手も取りやすいです。しかし、388C-1は自分は打ちやすく相手が取りにくいラバーと言うことが試打時間10分で判明しました。
変化がエグいので個人的にはもう返球されたくないと言う気持ちが強くなったのは秘密です。
[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
☆ブロック
変化系表と言えばブロックです。
スピードドライブ、ループドライブどちらに対してやり易いか確かめました。
スピードドライブは当てるだけで返球可能でしたがただ当てるだけだと素直なボールが返ってきて打ち易いのが正直な感想でした。
なので横回転を入れたりラケットを下に下げたりなど回転を逃すブロックを教えたら触りたくないようなボールが鋭く返ってきました。
上ナックルで早いボールとナチュラルに下回転が切れたボールがランダムに来たのでドライブ連打する身としてはかなりきつかったです。
ループドライブに対しては当てるだけでもかなりの変化が見られました。
こちらの回転が多いほど何もしなくても短く変な回転が返ってきました。
☆ツッツキ
下回転はあまり切れませんがこっちが出した下回転を思いっきりツッツキすると上ナックルで飛んでくるので安易にツッツキすると浮いてスマッシュを打たれてしまいます。
横回転、上回転も簡単にツッツキで返す事ができ初心者でもレシーブミスが減りました。
[サーブ・レシーブ・台上技術]
☆サーブ
回転はあまりかかりませんがちょっと切れた下回転とナックルで相手のレシーブ感覚を狂わせることは可能だと思います。
相手は変化系表だから切れたサーブはないと言う常識が頭にあると思うのでレシーブがかなりあまくなります。
☆フリック
弾けばかなりナックルが出ます。
切れてようがナックルだろうが関係なく弾き易いと言っていました。
ちなみに少しでも横回転が入ったサーブ出すと簡単にフリックされそのボールをドライブしたら遥か彼方へ飛んで行きました。
☆ストップ
ストップに関しては練習が必要です。
普通の表と同じ感覚でやると確実に浮きます。
本人もストップが今の所やりにくく感覚を掴むのにもう少しかかりそうな感じでした。
[おすすめな方]
変化系表の入門編にいいと思います。
お値段も2000円前半でWRMさんで販売してるので試しに購入してみるのはいかがでしょうか。
[まとめ]
自分からガツガツ攻めると言うよりかは相手のドライブに対していなすラバーだと思います。
相手が強ければ強いほど回転量の多いドライブが来るので当てる事ができればエグい変化で返球されるのでハマれば格上にも勝てるチャンスがあります。
ツッツキもやりやすくチャンスボールが量産でした。
ただ、ストップがとても難しく当て方をミスると逆に相手にチャンスボールがいってしまうのでそこだけ要注意です。
ですがストップ以外は初心者でも簡単に扱えて初めての変化系表なのにミスも少なかったのでとてもお気に入りでした。
変化系表を試してみたい方はまずはこの388C-1を試してみることをお勧めします。
[補足]
金縛りにするというのはあながち間違いではなく何回か動けなくなりました…