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投稿者:katsuo000+

[自己紹介]
   毎月katsuo000+のレビューをご覧いただき、投票していただく皆さん、どうもありがとうございます。4月に引き続き、5月も復活した「くろかみ」さんが1位をかっさらいましたね。自分も頑張ります!

  ハンドルネーム:katsuo000+
  卓球歴20年以上
  右シェイク両ハンドドライブ型
  運良く1度だけ全日本実業団選手権出場。

   会社の卓球部と時間が許せば地域の市民体育館や卓球場などで、約週1回程度卓球をしております。2022年上期は、最近流行のスピン系テンションラバーを中心に書かせていただきます。ラザンターR53は2021年1月になってしまいますが、これらをあわせて読んでいただくことで、気になる最新のドイツ製スピン系テンションラバーを比較できるのではないかと考えてますのでご参考いただければ幸いです。

   2021年1月 ラザンターR53
   2022年1月 ディグニクス80
   2022年2月 エボリューションMX-D
   2022年3月 ターゲットプロXD52.5
   2022年4月 DNAプラチナXH
   2022年5月 ファスタークG-1 Max
   2022年6月 ブルーストームPRO ←

   メインブレード:970XX-KLC
    フォアF: オメガVIIチャイナ影
    バックB: ディグニクス05

   サブブレード:レボルディアCNF、林高遠ALC、張継科ALC、張継科ZLC、ティモボルスピリット、ストラディバリウス、トルネードキングスピード、トルネードキングパワー、水谷隼ZLC、水谷隼SZLC、ウルティメイトカーボン、ヴィルトーソ+、エキスパートカーボン、フォルティウスFT ver. D、キョウヒョウ龍V、キョウヒョウ301、ヴィルトーソAC、リーンフォースAC、アルネイドインナー、インナーフォースレイヤーZLF、サーディウス、インフィニティVPS V、SK7、SWAT、和の極み -煉-、SWATパワー、馬琳エキストラスペシャル、TRiAD、PRO-13S、金星

    サブラバー:省チーム用キョウヒョウNEO3ブルースポンジ40°、39°、普狂NEO3、普狂NEO2、ディグニクス80、ディグニクス64、ディグニクス09C、テナジー05ハード、テナジー05、テナジー05FX、テナジー80、テナジー80FX、ロゼナ、Q3、Q4、Q5、GF Pro、ファスタークG-1、キョウヒョウプロ3ターボオレンジ、ターボブルー、ズィーガーPK50、ラクザZエキストラハード、ラクザZ、ラクザX、ラクザ7、ライガンスピン、トリプルダブルエキストラ、V>15 Extra、ヴェンタスエキストラ、ハイブリッドK3、ハイブリッドK1J、エボリューションMX-D、MX-S、MX-P、MX-P 50°、EL-S、クァンタムXプロ、5Q VIP、ラザンターR53、R48、R45、R50、R47、R42、V47、ブルーストームPRO、ブルーグリップC1、ブルーファイヤM1ターボ、ブルーファイヤJP01ターボ、ブルーストームZ1ターボ、ブルーストームプロ、ダイナライズZGR、ダイナライズAGR、ライゼンZGR、ライザープロ50、ライザープロ45、ゴールデンタンゴ、DNAプラチナXH、DNAドラゴングリップ、DNAプロハード、オメガVIIツアー、オメガVIIハイパー、オメガVIIプロ、オメガVツアーDF、ヴェガX、ヴェガツアー、ターゲットプロXD52.5、47.5、GT-X51、GT-H47、ネクサスELプロ53ハード、ネクサスXTプロ51、コーデックスPro54、アポロ5 40°、38°、金星ブルー、月ブルー、木星IIブルースポンジ、アレスブルースポンジ48°、メイスプロブルースポンジ

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   https://katsuo000.com/

[レビューする商品名]
  ブルーストームPRO Max
   DONIC(ドニック)
   ドニックさんの2022年1月の新商品、PROになります。

  以下ホームページより引用
  ********************
   プロフェッショナル仕様のセレクトバージョン。
   トップシートを新たにし、ボールのタッチ感覚とレスポンス、そしてスピンを大幅に向上しました。ボールの飛び出しも並外れた、ダイナミックラバー。
  ********************


  性能値
  ・ブルーストームPRO
   スピン: 11
   スピード: 11+
   コントロール: 5+
   硬度50.0°
  ・ブルーストームZ1ターボ
   スピン: 10+++
   スピード: 11
   コントロール: 6
   硬度50.0°

  DONICさんのラバー公表値はあまり参考にしづらいのが、デフォルトですね。一応バランスがとれているのは最新のブルーストームPROであることがわかりますが、スピード性能はもしかしたら、ブルーストームZ1ターボの方が上、というイメージもありますので、やはりやや参考にしにくいです。

[使用環境]
  赤Maxでカット前72 g。
  ニッタクさんのトロトロ系Fine zip(ファインジップ、業務用)で貼りました。ブレードはヤサカのReinforce AC(リーンフォースAC、ブレード面積157 × 150 mm)に貼ってカット後50 gでした。反対面にはファスタークG-1 Maxを貼りました。

  硬度比較
   ブルーストームPRO
    50 g、 shore cシート側: 43.2°
   ブルーストームZ1ターボ
    50 g、 shore cシート側: 40.7°

   テナジー05
    47 g、 shore cシート側: 44.6°
   ディグニクス05
    48 g、 shore cシート側: 50.0°
   G-1 Max
    49 g、 shore cシート側: 42.3°

  硬度比較をするとラバーの特徴が出ると感じます。katsuo000が所有しているDONICさんのラバーの中では、ブルーファイヤM1ターボよりも軽くなっていてブルーストームZ1ターボとほぼ同等の重さになりました。Z1ターボはくい込みが非常に良くて柔らかいと感じるラバーでしたが、PROはもう少し硬くなっていますね。だいたいテナジー05と同じくらいの硬さになると思います。 前評判にあるように、テナジー05と同等のスピン性能であるならPROは、かなり期待が持てるラバーだと思いますね。

[はじめに]
   ドニックさんのブルーのラバーはいくつあるのか、というと25種類になります!
  ・Blue Grip(粘着ラバー) 5種
  ・Blue Storm(ブルーストーム) 7種
  ・Blue Fire(ブルーファイヤ) 9種
  ・Acuda Blue(アクーダブルー) 4種

  その中でもDONIC(ドニック)の2022年の1月に発信された新ラバー、Blue Storm PRO(ブルーストームPRO)をレビューします。DONICのラバーといえば、ブルーとつくラバーが多いですね。スピン性能の高いブルーファイヤシリーズ、スピード性能や低弾道で直線的なブルーストームシリーズ、粘着テンション系で扱いやすさとさらなる回転性能と癖も出るブルーグリップシリーズとラインナップが多いです。しかも、これらラバーは全て、シートの色も2種類以上、スポンジ厚さも2種類以上はそろえていて、バリエーションは簡単に100種類を超えます。これは選手の技量にあわせて細かく細かく硬度やシートを変更できるメリットをもたらしてくれるものだと思います。
   メーカーとしては在庫を多く扱うことになって企業的には費用がかさむ戦略だと思いますが、どのシリーズも硬度やスポンジ厚さを多くラインナップするDONICのスタンスは、ユーザーファーストなメーカーだと思います。そんなDONICさんの最新作で、大注目のラバー、ブルーストームPROについて確認してみましょう。
   ブルーストームPROは発売当初から卓球王国さんや、ゆうさんの動画で情報が発信されています。JOCエリートアカデミーから中央大学へ進学して大学で活躍、現在は日本リーグへ参戦している浅津碧利選手のレビュー動画も配信されています。用具レビューで非常に質の高い動画を配信していて、個人的には大好きな唐橋卓球代々木店の動画もオススメです。非常にわかりやすいですし、動画の最後に他ラバーとのスピンとスピードで比較してくれるので、性能のイメージがしやすいですね。昨今ドイツ製ラバーの性能はかなりあがってきていて、進化型テナジーラバーとして、テナジーと同等かそれ以上の高い性能を持っているのではないかと期待しています。今回のブルーストームPROもおそらく同一の技術が採用されていて、テナジーに匹敵する高い回転性能を有するようですね。
   DONICの契約選手で今年のインターハイ優勝三冠候補の一人である愛工大名電の鈴木選手も一時期ブルーストームPROを使用していたようですが、現在はBlue Storm Z1 Turbo(ブルーストームZ1ターボ)に戻されていますね。一時期ブルーグリップ系のラバーも使用していたようなのですが、ラバーに頼った癖ではなく、技術で繰り出す癖球を求めてブルーストームZ1ターボを使用されているそうです。また、『卓球グッズ2022』掲載の鈴木選手のコメントは以下になります。
  「2022年の全日本ではバックに『ブルーストームPRO』を使用していました。個人的には打球感が柔らかめで食い込みも良く、スピードよりも回転重視のラバーという印象です。フォアは『ブルーストームZ1ターボ』を使っていますが、『PRO』の方が軽く打っても回転がかかり、ブロックなどで相手のボールを利用しやすかった。フォアでも『PRO』を試しましたが、ぼくの感覚や打ち方では少しコントロールが難しく感じました。自分のスイングで強い回転を出せるのが『Z1ターボ』、意識しなくてもナチュラルに回転をかけられるのが『PRO』というイメージですね。前陣でプレーする選手や、自分から回転をかけていくのが苦手な選手に『PRO』は合っていると思います。」

  ブルーストームPROの3つの特徴
  ・高い回転性能!これは素晴らしい!
   今までのブルーラバーの中でも抜群の回転性能を感じました。回転性能の高いブルーラバーはBlue Fire M1 Turbo(ブルーファイヤM1ターボ)やBlue Grip C1(ブルーグリップC1)などですが、圧倒的に異なるのは、くい込みの良さです。他のラバーがスポンジの硬さで回転をかけるのに対し、ブルーストームPROは、スポンジのくい込みの良さでボールをグリップしつつ強い引き攣れで回転をかけていることが非常に感じやすいラバーでした。強い回転性能は良いラバーの条件だと思いますので、非常にオススメです。
  ・回転性能が高いのに、弾道が低い!
   このブルーストームPROの面白いところは、回転性能が高いのに、弾道が低い点になります!80や64系の粒形状に近い、弾道の低いボールが出ますね!ブルーストームZ1ターボも同じような低弾道の弧線で攻撃的でしたが、ブルーストームPROはさらに回転性能も高くて、今までにない特徴のあるラバーだと感じました!攻撃的なのに回転性能が高いというのは面白いラバーだと思いますね。ディグニクス64やディグニクス80も攻撃的かつ高い回転性能を示しますが、シートが硬いのでやや回転をかけることが難しいラバーでもあると思います。このブルーストームPROはどちらかというと、テナジー05の回転性能を持ったテナジー64のようなラバー、と表現できるように感じました。あるいは似ていると感じるのはテナジー19でしょうか。もちろんブルーストームの名を冠しているので、テナジー19よりももっと攻撃的なのがPROだと思います。
  ・粘着ほどではないけど、台上もやりやすい!
   回転性能が高いので、やはり台上はやりやすいですね!もちろん、粘着ラバーほどの止めやすさはありませんが、回転をかけてボールを止めることが出来ている感じがありました。ブルーストームZ1ターボはシートは硬いのですが、やや浮きやすいとも感じたので、台上のやりやすさを求めてPROを使うこともアリと感じましたね。値段はやや高いですが、非常にオススメできるラバーだと思います!

[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
  軽打
  50°のラバーですが、その硬さを感じませんでした。

  ロングボールやラリーでのドライブ
  回転をかけたいと思ったときにかけられるし、スピードでおしたいというときも低弾道でスピードによるプレッシャーをかけられるドライブが打てて非常に良かったです。この緩急がまさにブルーストームZ1ターボとの違いでもあるかもしれません。ブルーストームPROならドライブの回転量で揺さぶって、チャンスボールを射抜くということが非常にやりやすいと思います!

  対下回転に対するループドライブ
   これだけ攻撃的なドライブが打てるのに、かなり満足のいくループドライブが打てました。これは評価が高いですね!

  対下回転に対するスピードドライブ
   ボールの重さは下がるかもあしれませんが、いいボールが打てました。スピンテンション系ラバーらしい伸びを感じられて良かったです。

  カーブ/シュートドライブ
   回転性能が高いので、思い切り横をとるとかなり曲がります。今までのスピード性能の高いラバーと比較しても特徴的なカーブやシュートのドライブが打てるでしょう。

  カウンタードライブ
   思ったより弧線が低いので、意外とカウンタードライブがやりやすかったです!これは意外でした!

[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
  ブロック
   ブルーストームZ1ターボと比較すると、ラバー全体が柔らかいと感じるのはPROの方になります。従って相手の回転の影響はやや受けやすいのがPROになります。ただし、弧線が低いので思ったよりもネットミスが多かったですね。回転をかけてブロックも安定させたいならPROの方がオススメです!

  ツッツキ
   深いツッツキで攻撃的に攻める事が可能だと感じました。

[サーブ・レシーブ・台上技術]
  フォアサーブ
   回転性能が高いので満足のいくサーブが出せました!

  ストップ
   十分にとめることが出来ると思います。

  チキータ
   くい込みがいいので、かなりギリギリまでボールを待ってからチキータに行ける感じがありました。これはくい込みの良さにおかげですね。

[おすすめな方]
  ・中級者以上の方
  ・スピードドライブを大事にしている方、スピードドライブに特徴やこだわりを持ちつつ、台上や回転系にも技術力を見出したい方
  ・価格よりも性能や特徴でラバーを決めたい方
  ・DONICのラバーを愛している方
  ・ブルーストームZ1ターボが好きな方
  ・テナジー64やディグニクス64が好きな方

    にオススメしたいです。

[まとめ]
  ブルーストームPROの3つの特徴
  ・高い回転性能!これは素晴らしい!
  ・回転性能が高いのに、弾道が低い!
  ・粘着ほどではないけど、台上もやりやすい!

  DONICの最高峰ラバーであり、税込み価格8,000円超は真剣なラバーになっています。ブルーストームの系譜ですので、攻撃的でスピード感のある低弾道軌道という明らかな特徴を持たせつつ、テナジーレベルまで回転性能をあげている点は、魅力的に感じました。あまり見かけるラバーではありませんが、今年は愛工大名電高校の鈴木選手の影響でプチブレイクする可能性があるのではないかと、期待しています。ブルーストームZ1ターボは過去にごぶりんずさんをきっかけとしてブレイクしていましたが、ブルーストームPROはやや高価なので、ブレイクしてもプチにとどまるかもしれません。でも、価格は納得の高性能であり、個人的にはDONICのラバーで使用したいラバーNo.1になります。使う機会があれば是非使っていただきたい、そんなラバーでした。ご参考いただければ幸いです。

[補足]
  他ラバーとの比較(あくまでも個人の感想)

  回転量
   ディグニクス05 > Q5 ≧ DNAプラチナXH ≧ ターゲットプロXD-52.5 ≧ ラザンターR53 > ブルーストームPRO > G-1 max > ラザンターR48 ≧ エボリューションMX-D > テナジー05

  スピード
   ディグニクス05 ≧ エボリューションMX-D > ブルーストームPRO >ラザンターR53 ≧ Q5 ≧ ラザンターR48 > ターゲットプロXD-52.5 > DNAプラチナXH > G-1 Max

[その他(DVDのレビューはこの欄にお書きください)]
  下記レビューサイトにも掲載してますのでご参考いただけたら幸いです。是非ご覧ください。

  https://katsuo000.com/
  https://katsuo000.com/review_blue_storm_pro/