Cybershape-CARBON-FLA-595x595































投稿者:Pまん

[自己紹介]
  34歳男性 
     戦型:本職はシェーク粒
    ペン粒、ペンアンチもやっています。
     基本は前陣攻守。攻撃はは全てミートか乗せ打ち、ドライブは繋げる時に使います。
    リズムを変えるためにカットマンもどきみたいなこともします。
     反転をかなり多めに行うので、どっちがフォアかバックかは決めてなく、どちらでも一通りできるようにしています。

     学生で遊ぶ程度に卓球はやっていて、社会人で復帰して大会とかにも出るようになったので主な戦績はありません。東京の区大会で予選リーグは1位抜けをよくして、トーナメントでは最後まで勝ち上がれないかな、ぐらいのレベルです。

[レビューする商品名]
  サイバーシェイプカーボン FL

[使用環境]
  サイバーシェイプカーボンFL
  F:ディグニクス05  赤厚
  B:フレンドシップ563 黒1.2

[はじめに]
  6角形(?)ラケットとしてユニークな形状、どこぞの大会で準優勝した人が使っていたことでも有名。
  インナー系のラケットで、特殊な形状で【スイートスポットが広い】という前評判

[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
  【ドライブ系】
  とにかく強く感じるはしなりの強さ。
  ラバーを貼ると重心がけっこう先端よりになる感じもするし、ラケット自体もしなりやすさを感じる。
  自分の貧弱なスイングでも強いしなりを感じ、あとからラケットヘッドが遅れて、ギュンとドライブがかかってくれて普段の木材ラケットとはあきらかに回転量が違うドライブが打てた。
  弾みは攻撃用ラケットにしては、ぶっ飛びではなく、使いやすい程度に攻撃できな弾みという印象。
  軌道は弧線を描いてくれて、キュンといきなり沈んでくれるので収まりは良い。
  スイートスポットについては、やはり広い方だと思う。
  グリップを下、ラケットヘッドを上とすると、
  横のスイートスポットが非常に広いように思える。
  なので振り遅れてタイミングがずれてもこぼしにくかった。
  ミートというよりはドライブ系を打ちやすくしたラケットのように思える。

  【ミート系】
  自分はミート系は厚くてしならないラケットが好きなので、フォアミートは強いしなりがあまりに気持ちよくひっぱたくことができなかった。
  自然とドライブ寄りのスイングにもなってしまう。
  バックに関してもやはり弾く感覚は弱かったが、
  逆にコンパクトなスイングでも、ヘッドのしなりで球を持ってくれるので安定したバックミートができたのが良かった。

[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
  【ブロック】
  特に悪く感じるところはなく、むしろ咄嗟のブロックで体の中心からズレたブロックでも、もちまえのスイートスポットの広さがけっこう助けてくれたのでやりやすいほうだと思う。
  普段から粒高や変化表を使っている自分としては、ラケットをスライドさせながら威力を逃がす、カット性ショートや横に逃がすブロックがやりやすいと感じた。スライドする方向にスイートスポットが広いので多少タイミングがズレてもいいのが非常にたすかる。もちろん弾みが強いラケットなどで、そういったブロックをするにはあまり適していないが、この形状で弾みが弱かったら異質に向いた形状だなと感じた。

  【ツッツキ】
  特に可もなく不可もなく。
  遠心力を利用した切り方はしやすい。
  普段の一般的なブレード形状で慣れている人は、ツッツキが一番6角形の形状で違和感を感じるかもしれない。

[サーブ・レシーブ・台上技術]
  【サーブ】
  ヘッドに重心が寄っているので比較的サーブの回転は強くしやすい。
  自分としては巻き込みサーブの際、球の当てる位置で横上でだったら横下だったりを出しているので、
  当てる場所が広くなっているので更に横上と横下の落差は作りやすい。

  【チキータ、フリック】
  遠心力で回転を掛けやすいので、非常に持ち上げやすい。その一方、弾く感覚が弱めなので基本的には回転を掛ける系の打ち方が向いているかと。

  【ストップ】
  無難にやりやすいが、やはりツッツキ同様、慣れないと形状に違和感がある。
  ただ逆により跳ね際でストップを捉えやすいのでむしろありではないかと思う
[おすすめな方]
  両ハンドで回転をしっかり掛けるドライブプレイヤーに向いていると思う。
  安定志向の攻撃マン。
  貼るラバーにも寄るとは思うが、一般的なラケットよりラバー重量が重くなりやすいため、重いラバーを貼るなら女子向けではないかと思う。
  中国式もあるが、使ったことはないけどシェークのときのような強いしなりは持ち方的にでないのでhないかと推測。

[まとめ]
  ・尖った見た目に対して、扱いやすく、特に違和感もなく使えるインナー系ラケット。
  ・しなりが強い、遠心力を使った回転を掛ける系の打ち方に向いている
  ・スイートスポットがスイング方向に対して広いため、タイミングがズレても許容範囲が広い

[補足]
  こちら形状のせいか、ごくたまに面積的な意味で貼れないラバーもあるので注意(ほとんどのものは大丈夫)。
  またカッティングする際、根元の角度がきついため、ハサミだけだと限界がある。自分はこのラケットを切るときはカッターを使用。
  また表面が何かコーティングがされているのか、非常にラバーが剥がれやすい。反りの強いドイツ系ラバー等を貼る際はサイドテープなどもお勧めする。
  またサイドテープもモノによっては長さが足りない場合もあるので注意。