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■ハンドルネーム

katsuo000+


■自己紹介

2022年katsuo000+のレビューをご覧いただき、投票していただいた皆さん、どうもありがとうございました。2023年も投稿を継続していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。2023年は、3ヶ月に1回の投稿期間となりました。それでもkatsuo000+は今までと同様に投稿を続けたいと考えております。今年はドイツ製スピンテンション系のラバーをレビューしようと思っておりましたが、今年注目のグレイザー09Cを試打しましたので、そちらをレビューさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。


過去ハンドルネームkatsuo000

卓球歴20年以上

右シェイク両ハンドドライブ型

運良く1度だけ全日本実業団選手権出場。

会社の卓球部と時間が許せば地域の市民体育館や卓球場などで、約月1-2回程度卓球をしております。


メインブレード:トルネードキングパワーFL

フォアF: オメガVIIチャイナ影

バックB: ディグニクス05


サブブレード:レボルディアCNF、林高遠ALC、張継科ALC、張継科ZLC、フランチスカインナーフォースZLC、ティモボルスピリット、ストラディバリウス、トルネードキングスピード、水谷隼ZLC、水谷隼SZLC、ウルティメイトカーボン、ヴィルトーソ+、ヴィルトーソAC、エキスパートCRWi(旧エキスパートカーボン)、フォルティウスFT ver. D、キョウヒョウ龍V、キョウヒョウ301、リーンフォースAC、アルネイドインナー、インナーフォースレイヤーZLF、サーディウス、インフィニティVPS V、SK7、SWAT、和の極み -煉-、SWATパワー、馬琳エキストラスペシャル、TRiAD、PRO-13S、金星、970XX-KLC、リンバインナー、馬林ハードカーボン、C-Hack


サブラバー:省チーム用キョウヒョウNEO3ブルースポンジ40°、39°、普狂NEO3、普狂NEO2、ディグニクス80、ディグニクス64、ディグニクス09C、テナジー05ハード、テナジー05、テナジー05FX、テナジー80、テナジー80FX、ロゼナ、Q3、Q4、Q5、QQ、GF Pro、ファスタークG-1、ハモンドZ2、キョウヒョウプロ3ターボオレンジ、ターボブルー、ズィーガーPK50、ラクザXX、ラクザZエキストラハード、ラクザZ、ラクザX、ラクザ7、ライガンスピン、トリプルダブルエキストラ、V>15 Extra、ヴェンタスエキストラ、V>20ダブルエキストラ、V>22ダブルエキストラ、ハイブリッドK3、ハイブリッドK1J、エボリューションMX-D、MX-S、MX-P、MX-P 50°、EL-S、クァンタムXプロ、5Q VIP、ラザンターC53、R53、R48、C48、R45、R50、R47、R42、V47、ブルースターA1、ブルーストームPRO、ブルーグリップC1、ブルーファイヤM1ターボ、ブルーファイヤJP01ターボ、ブルーストームZ1ターボ、ブルーストームプロ、ダイナライズZGR、ダイナライズAGR、ライゼンZGR、ライザープロ50、ライザープロ45、ゴールデンタンゴ、DNAプラチナXH、DNAドラゴングリップ、DNAプロハード、オメアVIIツアーi50、オメガVIIツアー、オメガVIIハイパー、オメガVIIプロ、オメガVツアーDF、ジキル&ハイドH52.5、Z52.5、ヴェガX、ヴェガツアー、ターゲットプロXD52.5、47.5、GT-X51、GT-H47、ネクサスELプロ53スーパーセレクト、ネクサスELプロ53ハード、ネクサスXTプロ51、コーデックスPro54、アポロ5 40°、38°、金星ブルー、月ブルー、木星IIブルースポンジ、アレスブルースポンジ48°、メイスプロブルースポンジ


卓球ブログも運営中です。是非ご覧ください。

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レビューする商品名

レビューする商品名


Glayzer 09C (グレイザー09C)


バタフライ (Butterfly)さんの2023年春の最新ラバー、グレイザー09Cをレビューさせていただきます。WRMでも取り扱っているラバーになりますね。まず、バタフライさんのパンフレットなどからの引用になります。


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『ディグニクス』の魅力をそのままに。そして、その魅力をより多くのプレーヤーに体験してもらえるように。

その性能で、可能性を引き出せ

スプリングスポンジXを搭載。ディグニクスシリーズの技術を用いて開発したシートを採用。そして、手に入れやすい価格設定。目指すプレーに応じて選べる2種類のラインナップ。あなたの可能性を引き出せる性能に、今、手は届く。さぁ、その手応えを、実感しよう。


粘着力と弾みを両立するハイパフォーマンスラバー

グレーの「スプリングスポンジX」を採用した『グレイザー09C』。高いハイテンション効果を持つ粘着性シートと、スポンジ硬度42に設計された「スプリングスポンジX」の組合せが、回転量の豊富な威力ある打球と台上技術のやりやすさを高いレベルで両立しつつ、安定した弧線を描いた打球を可能にします。粘着性ハイテンションラバー特有の回転重視のドライブや鋭い前陣カウンターが打てる喜びを、より幅広いレベルの選手に提供します。


ディグニクスシリーズよりも軟らかいスプリングスポンジXを採用し、使いやすさが向上

グレイザーシリーズに採用した「スプリング スポンジX」は、ディグニクス シリーズで採用したスポンジをベースに開発したものです。『グレイザー09C』は42°に設定。『グレイザー09C』と『ディグニクス09C』をそれぞれ比較すると、2度軟らかくなっています。


ディグニクス09Cと同じ技術を用いて開発したシート

高いテンションをかけるとシートの粘着力が低下しやすく、粘着性ラバーの特性が発揮されにくい傾向にあります。この難題をバタフライ独自の配合技術で解決しました。高いテンション効果と粘着性ラバーの特長を両立したシートが『グレイザー09C』の重要な要素となっています。


“粘着性らしさ”をもたらすツブ形状

厚めのベースと、細めで低いツブが特徴である開発コードNo.209の形状を採用。強い回転をかけつつも、相手のネット際に短くコントロールするストップなど、粘着性ラバーの特性を生かしたプレーを引き出します。


バタフライさんのパンフレット2023などより

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注目のラバーであるため、卓球王国7月号別冊の卓球グッズ2023においても大きく特集されていましたので、引用させていただきます。


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『卓球王国Web』の2023年3月の用具売り上げランキングでは、4月1日の発売でありながら発売前の注文だけで裏ソフト部門4位にランクイン。2023年春の新製品で、最も注目を集める1枚であることは間違いない。

発売前から「こんなに予約入る?!」というほど人気です。



卓球王国 7月号 別冊 卓球グッズ2023


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名実共に世界No. 1の樊振東選手や、トップ選手やバタフライ契約選手たちの中には、バックハンドにディグニクス09Cを使用する選手が増えてきています。これは相手のチキータへの対策を意識しているそうで、サーブを出して逆にチキータさせたボールを狙ってカウンターを軸に後の先を狙う戦術のようですね。そのバックハンドにディグニクス09Cを使用している選手は、樊振東選手、林鐘勳選手、篠塚大登選手、吉村真晴選手、及川瑞基選手、松島輝空選手と、多数いらっしゃいます。このことを意識して、バックハンドにディグニクス09Cを使用したい、という中高生の卓人は多いのではないかと想像します。自分自身も試してみようと思い、一時使っていましたが、やはりバックハンドにディグニクス09Cはかなり重くて難しいなーと感じたのが正直な印象です。そこで今回発売のグレイザー09Cですね。もちろん、初級者から中級者を目指す選手で、初めての粘着ラバーとしてグレイザー09Cをフォアに使用するケースも多いと思います。そのケースに加えてバックハンドにグレイザー09Cを使うとどうなるのか、こういった視点でレビューさせていただきました。


公表性能値を比較してみましょう。2023年のパンフレットから、バタフライさんのラバーの公表性能値は刷新され、弧線という項目が追加されました。


気になるラバーを比較してみると次のようになります。


グレイザー09C

 スピン: 87

 スピード: 75

 弧線: 95

 硬度: 42°

ディグニクス09C

 スピン: 96

 スピード: 79

 弧線: 96

 硬度: 44°

ディグニクス05

 スピン: 85

 スピード: 86

 弧線: 88

 硬度: 40°

テナジー05ハード

 スピン: 96

 スピード: 82

 弧線: 92

 硬度: 43°


グレイザー09Cは、要はディグニクス09Cの廉価版ということですね。スピン性能、弧線はディグニクス05以上ということで、これは注目に値する性能だと思いますね。2023年の刷新によりテナジー05ハードの魅力があがるような数値変更になりました。ディグニクス09Cも素晴らしいラバーですが、改めてテナジー05ハードも素晴らしい性能であることがわかります。自分自身も05ハードのフォア面での使用に極めて良い感覚があり改めて見直したいラバーでもありますね。公表性能値から、05ハード、ディグニクス09Cには劣るものの、ディグニクス05と比較すると、回転に関する性能はグレイザー09Cの方が上であることがわかる数値になっています。ディグニクス05もかなり回転性能の高いラバーですので、これは期待ができると思いました。

使用環境

赤特厚でシート込みでカット前73 g。フリーチャック2で貼って48 g。

ラケットは廃盤になってしまったZhang Jike ALC (張継科ALC)になります。

逆側には、Hurricane Pro III Turbo Blue (キョウヒョウプロ3ターボブルー)を張りました。


粘着はあるもののディグニクス09Cの微々粘着同様、グレイザー09Cも微々粘着ラバーでした。バタフライ品質は高いことで有名ですよね。高いスピン性能と弧線の高さを有していながら48 gと相当軽いことが今回わかりました。この軽さは他社メーカーにとっては脅威になるのではないかと想像します。これは使い勝手が良さそうですね。フォアにディグニクス09C、バックにグレイザー09Cもありかもしれませんね。


硬度計の測定値です。

グレイザー09C

 shore c (シート): 40.7°

ディグニクス09C

 shore c (シート): 50.8°

ディグニクス05

 shore c (シート): 50.0°

ロゼナ

 shore c (シート): 42.4°


グレイザー09Cはかなり柔らかい値を示しました。なんとロゼナよりも軟らかい結果となりました汗。どれも室温で測定していますので季節の影響を受けているのかもしれないですね。特筆したい点として、ディグニクス09Cと比較すると48 gということで粘着テンションラバーとしてかなり軽いラバーといえるでしょう。またディグニクス09Cは扱いやすいラバーでしたが、50 gと重たいラバーでもありましたので、グレイザー09Cは高い回転性能を有しながら、48 gと軽くて扱いやすいラバーとなっていることが予想できますね。

はじめに

グレイザー09Cは期待通り、バックハンドにも使える扱いやすいラバーでした。


グレイザー09Cの3つの特徴

1. 良い意味でディグニクス09Cの廉価版!バックに最適!

 重量を計測した段階で感じましたが、良い意味でディグニクス09Cの廉価版というのがフレーズとして浮かびました。ディグニクス09Cはテンションと粘着のいいところどりをしたラバーで、悪く言うと中途半端らしさもあるラバーでもあります。フォアで使ったときに回転量でいやらしさを与えられるといいですが、キョウヒョウシリーズのラバーのように癖があるわけでもなく、むしろバタフライ品質で、打ち方によっては球がそろいやすいという点もあります。粘着とテンションの良さをバックに求めようとと思ってもディグニクス09Cは重量が50 gで打球感もややマッド、契約選手の中には吉村真晴選手や篠塚大登選手、及川瑞基選手のようにバック側に使用する選手も増えていますが、やはり一般層でこれをバックハンドに使うのはかなり難しいラバーになると思います。ならば、やはりグレイザー09Cが良いといえるでしょう。打球感はディグニクス09Cよりも軽快で、バックハンドにちょうど良いラバーに仕上がっていると思いました。またディグニクス09Cをバックハンドで使用して最大限ラバーのポテンシャルを引き出せるほどハードにドライブなどが打てるか、というと相当難しいイメージですね。


2. 回転量は十分!ただしディグニクス09Cより弱いか

 回転量は予想通り高いものでした!ただし、イメージとして回転のキレ、最大値はディグニクス05やディグニクス09Cの方が重いと感じました。その分、グレイザー09Cの方が回転をかけやすく、扱いやすく、自分のイメージ通りに回転をかけやすいと感じました。逆にいえば、ディグニクス05やディグニクス09Cでは、扱いが難しかったり、イメージした回転量と異なることがあると感じますね。これはおそらく、自分の力量もあると思いますが、やはりディグニクス05やディグニクス09Cの方がハードなラバーであるためにコントロールが難しいということだと思います。


3. ロゼナよりもカウンタードライブがやりやすい!

 感覚的な話かもしれませんが、廉価版ラバーの中でカウンタードライブが最もやりやすいと感じました。弧線がめちゃめちゃ強いのですが、この弧線の強さはディグニクスシリーズにもあったので、ディグニクスシリーズのようにスイングすれば入るというイメージですね。ディグニクス09Cも弧線が強すぎてオーバーミスしそうになるラバーで、同じようにグレイザー09Cも非常に弧線が強くオーバーミスしそうになるようなラバーでした。つまり打点を落とすことができ、より前方向へスイングできるラバーだといえるでしょう。この弧線の強さがディグニクスシリーズやグレイザー09Cの特徴ともいえるでしょう。



■攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)


フォアハンド系

ロングボールやラリーでのドライブ

 ラバーで回転をかけて、アウターのラケットで飛ばすイメージですね。木材系やインナーでは少々スピードを出すことは難しいなーと思いました。特に中陣で打ち合いではそれが顕著だと思います。


面を開いたドライブ

 打ちやすいですね。粘着ラバーらしいと思いました。


対下回転に対するループドライブ

 高い回転量を感じした。 


対下回転に対するスピードドライブ

 ぶつけるように打つことで結構簡単にスピードドライブが打てました。ぶつけても弧線を描くんですよね。しっかりボールが沈むので素晴らしいです。



バックハンド系

軽打

 バックで使った印象として、マッド感がないです。これはいい!アウターカーボンを使うならバックはこのGlayzer 09C (グレイザー09C)を使いたいですね! 


ロングボールやラリーでのドライブ

 中陣からのボールも非常にいいです。アウターカーボンなのでスピードが出しやすいですね。 


対下回転に対するループドライブ

 ループドライブもやりやすいですが、やや軽い気がしました。


チキータ

 やりやすかったです。ほぼ前にスイングして入るイメージです。



■守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)

フォアハンド系

ブロック

 ボールをもちやすいので非常に安定すると思います。一方で、やや相手の回転の影響も受けやすいと感じました。


カウンタードライブ

 はじめはオーバーミスが頻発するかもしれません。なれると前にスイングできていボールが走ると思います。 


ストップ

 止まりますね。 


ツッツキ

 切りやすいです。ただ、ディグニクスシリーズ全般、はじきやすいので薄くとらえる感覚が必要だと思います。



バックハンド系

ブロック

 違和感なくブロックできました。このあたりは粘着らしさを感じませんでした。 


カウンタードライブ


ストップ

 よくとまりました。


ツッツキ

 きれますね。好みの切れ方です。



■サーブ・レシーブ・台上技術


サーブ

 よく切れます。ロングサーブはやや遅い気がしました。おそらく、一番イメージが良いラバーはテナジー05ハードになりますかね。でも回転量は十分でした。


レシーブ

 チキータは非常に良かったです。ツッツキも非常に良くてしっかり切ることができるので上書きしやすかったです。速いツッツキもやりやすかったですね。


台上技術

 ストップもしっかり止まります。台上で先手が取れるでしょう。



■おすすめな方

多くの選手にオススメできる素晴らしいラバーだと思います。

・初級者から中級者へ移行する際のステップアップラバーとして、フォアでもバックでも得意な方に。

・チキータを習得したい選手のバックハンドに。

・ディグニクス05は苦手だと感じた方に。

・ジュニアやレディースでパワーはないけど粘着テンションラバーを使用したい方に。

・レシーブ、3球目、4球目などで、下回転打ちを習得したい、得意にしたい方に。


特にオススメは、中級者やジュニア、レディースの選手で下回転打ちが苦手な選手へオススメしたいです。このラバーを使うと、非常に強い弧線が得られるので、下回転打ちも簡単に入るようになると思います。フォア打ちのような感覚で容易にいいボールが入ってしまって、ドライブ、特にループドライブの習得にはもしかしたら習得の妨げになるかもしれませんが、それくらい下回転打ちをやりやすくしてくれるラバーだと思います。一度手にしてみることをオススメします。



■まとめ

グレイザー09Cの3つの特徴

1. 良い意味でディグニクス09Cの廉価版!バックに最適!

2. 回転量は十分!ただしディグニクス09Cより弱いか

3. ロゼナよりもカウンタードライブがやりやすい!



■補足

他ラバーとの比較(あくまでも個人の感想)


回転量

 ディグニクス09C > グレイザー09C > ロゼナ


スピード

 ディグニクス05 > グレイザー09C > ロゼナ

その他(DVDのレビューはこの欄にお書きください)

下記レビューサイトにも掲載してますのでご参考いただけたら幸いです。是非ご覧ください。

https://katsuo000.com/

https://katsuo000.com/review_glayzer_09c/